第3回ジャパニーズ・ディアスポラ国際ワークショップ報告者募集について
主催:スタンフォード大学フーヴァー研究所
共催:日本移民学会
スタンフォード大学フーヴァー研究所と日本移民学会は下記の通り、第3回ジャパニーズ・ディアスポラ国際ワークショップの研究報告者を募集いたします。本ワークショップは対面形式での開催になりますが、オンラインでストリーミング配信もする予定です。本ワークショップのねらいは、日本近現代史または日系移民研究を専門とする大学院生をはじめ若手研究者を世界中から招聘し、日本研究・日系移民研究に関する貴重なアーカイブスを持つフーヴァー研究所において、日系ディアスポラをグローバルな視点から議論することです。日本人移民を受け入れた複数の国家・地域と日本の間の複雑な相互作用から、日本人の出稼ぎ労働者、移民、入植者の移動の歴史がどのようにして構築されてきたのか、そのプロセスを考察し、日系移民研究の新しいグローバルな発展を目指します。(第2回国際ワークショップのプログラムはこちらをご覧ください。)
日時:2024年9月10日(火)、11日(水)(米国太平洋標準時、日本時間9月11日、12日)
場所:Hoover Institution Library & Archives, Stanford University
434 Galvez Mall, Stanford CA 94305-6003 (最寄り空港はサンノゼもしくはサンフランシスコ)
報告について:
20分間の英語による口頭発表とQ&A。
募集内容:
若手研究者や大学院生による報告を優先し、日系ディアスポラの歴史研究に新しい視点や思考を切り開く、創造的な報告を期待します。多言語および複数の地域の一次資料にもとづく研究報告、特に、政治、経済、軍事史に関する報告を推奨します。また、フーヴァー研究所の邦字新聞デジタルコレクションを利用した研究報告を優先します。
本公募によって報告者に選ばれた方には、1,500ドルの旅費補助と、9月9日から12日の3泊4日の宿泊(スタンフォード近辺で相部屋)を提供します。
申込書の内容(英語による申込を強く推奨します):
- 報告タイトルおよび報告要旨(英語500words以内)
- 履歴書または簡単なCV(英語250words以内)
- 電子メールアドレス
- 所属、所属団体の所在地(都市、県(州)、国名)
申込先:以下のウェブサイトを通じてお申し込みください。
https://apply.interfolio.com/138100
申込締切り:2024年5月17日(米国太平洋標準時)
注意事項:
新型コロナウイルス感染症拡大などの理由で、アメリカ合衆国への渡航およびスタンフォード大学での対面開催が制限される場合、本ワークショップはすべてオンラインで開催される可能性があります。その場合、報告者への旅費補助1,500ドルは、今後の研究奨励金としてお支払いいたします。
申込時に日本移民学会会員である必要はありませんが、報告が決定した方はワークショップまでに入会手続きが必要になります。
ワークショップの開催は両日とも午後になりますが、午前中はフーヴァー・ライブラリー&アーカイブスでの貴重図書と資料研究に充当されます。アーカイブス利用にあたっては事前の登録と資料請求が必要になります。詳細は報告者に追ってご連絡します。
お問い合わせ:
フーヴァー研究所ジャパニーズ・ディアスポラ・イニシアチブ、
キュレーター 上田薫 kueda@stanford.edu
または日本移民学会国際ワークショップ担当 jamsintlws@gmail.com まで。