日本移民学会 第3回 次世代リレートークプログラム
このたび、日本移民学会では、次世代研究者の育成を趣旨とした第3回次世代リレートークをおこなうことになりました。公募を経て審査委員会により選ばれました6名の方々にご報告をお願いしています。また、同時に外村 大会員による「日本帝国の戦争と「内地」の民族関係ー朝鮮民族の移動に着目して」および京都大学学術出版会・顧問の鈴木哲也氏による「博士論文を“社会”へー研究を世界を動かす 『物語』にするための作法と技法」と題する二つの公開講演・対談もお聞きいただけます。ぜひ多数の皆様のご来場をお待ちしております。
日本移民学会 第3回 次世代リレートーク プログラム
日時:2025年10月25日(土) 13時30分開会(13時開場)~ 18時30分交流会終了予定
場所:上智大学四谷キャンパス9号館9-057C (B1F)
参加費:無料
主催:日本移民学会
共催:科学研究費挑戦的研究「人間の「ちがい」と差別に関する人類学的研究」(24K21178)
参加申込:参加には事前登録が必要です。10月24日(金)までに申込みフォームからご登録下さい。
進行:佃陽子(成城大学)・竹沢泰子(関西外国語大学)
開会の辞(13:30-13:40) アンジェロ・イシ(日本移民学会会長、武蔵大学)
第1部 講演(13:40-14:15)
外村 大(東京大学)
「日本帝国の戦争と「内地」の民族関係ー朝鮮民族の移動に着目して」
第2部 【次世代リレートーク 1】(14:20-15:00)
・アンディ ホリック ラムダニ(公益財団法人・橋本財団ソシエタ・PD)
--- 日本へのインドネシア人労働者派遣――多様化の展開と今後の課題 ---
・佐藤 祐菜(東京大学社会科学研究所・PD)
--- 「日本人らしくない」とされる「日本人」の若者のアイデンティティ ---
・韓 在賢(京都大学・院)
--- 韓国系ニューカマー第二世代の教育達成と「見えない困難」---
<休憩>(15:00-15:15)
【次世代リレートーク 2】(15:15-15:55)
・閻 美輪(東京大学・院)
--- トランスナショナルな身体をめぐる試論 ---
・シルバーマン 賢(ニューヨーク市立大学・院)
--- 誰が日本を受け継げるのか?――境界・帰属意識・外国ルーツの若者たち――
・竹田 響(京都大学・院)
--- 日本と朝鮮半島、そしてサハリンに拡がる親族の繋がりと葛藤 ---
コメント(16:00-16:30)
河上幸子(京都外国語大学)・白水繁彦(駒澤大学・元)・鈴木哲也(京都大学学術出版会・顧問)
第3部 講演+対談(16:30-17:00)
鈴木哲也(京都大学学術出版会・顧問) 「博士論文を“社会”へー研究を世界を動かす『物語』にするための作法と技法」
聞き手 竹沢泰子(関西外国語大学)
表彰式・交流会(17:15-18:30)
閉会の辞 竹沢泰子