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第8回日本移民学会冬季研究大会開催のお知らせ

2023年12月9日(土)に下記の通り、第8回冬季研究大会を開催いたします。今回は第I部として第2回次世代リレートーク、第II部日本移民学会第1回奨励賞受賞者講演、続いて第III部自由論題の三部形式で開催され、すべてZoomによるオンラインでの開催となります。事前の参加登録が必要となりますので、12月7日(木)までに以下のリンクからご登録ください。ご登録いただいたメールアドレスにZoomミーティング情報などの詳細を後ほどお送りいたします。https://forms.gle/vJWSztxmBEKoUV9h7

第I部と第II部は非会員の方もご参加いただけますが、第III部の自由論題は移民学会会員のみの参加とさせていただきます。たくさんの方のご参加をお待ちしております。

冬季研究大会に関するお問い合わせは、日本移民学会共同研究推進委員会冬季研究大会担当 jamstouki@gmail.com までお願いします。

以下、プログラムになります。 ダウンロード用のプログラム(PDF)  

10:00~12:30 第I部 次世代リレートーク  
 
 司会:小川真和子(立命館大学)・臺丸谷美幸(水産大学校)
コメンテーター:東栄一郎(ペンシルヴァニア大学)・高橋典史(東洋大学)

1. 髙橋 茜(南カリフォルニア⼤学・院)
  20 世紀前半のアメリカ農場労働運動と移動する⼈びとの労働組合
2. 竹田 安裕子(埼玉大学・講)
  北マリアナ諸島と沖縄における米軍の民間人抑留と被抑留女性たちの「抵抗」
3. 西郷 南海子(日本学術振興会PD)
  ⽇本⼈移⺠として「アメリカ」を描く:国吉康雄と⽯垣栄太郎を中⼼に
4. 新倉 卓(同志社大学・院)
  ドイツで福祉排外主義のレトリックはどのように浸透したか 〜極右の台頭と移民問題を巨視的にとらえる視座の提案〜
5. 韓 美怡(成城大学民俗学研究所・研究員)
  建国大学戦後同窓会による中国人同窓生の子女への支援活動に関する考察
6. 中村 恵理(慶應義塾大学・院)
  日本の民間企業の難民雇用動機及び職場融合のプロセスの特定
    

13:00-14:20 第II部 日本移民学会第1回奨励賞受賞者講演

 
 司会:白水繁彦(元駒澤大学)
  永田貴聖(宮城学院女子大学)
   複数のものと出会ったときの移民研究の在り方について
  藤浪 海(関東学院大学)
   移民研究と「ディアスポラ」という視点――沖縄移民の事例から
 次世代リレートーク ベストペーパー受賞者発表
 

14:30-17:25 第III部 自由論題(移民学会会員のみ参加可)

 
 司会:大熊智之(北九州市立大学)・山本桂(神奈川工科大学)

1. 14:30-15:10 黄 雨(名古屋大学・院)
   The Integration of Japanese Immigrants in Mexico from 1897 to 1965
2. 15:15-15:55 庭山雄吉(上智大学・講)
   第二次世界大戦期における日系カナダ人の強制移住回避に関する一考察―個人による居留地の確保
3. 16:00-16:40 田中秀一(一橋大学・院)
   戦後日本の海外移住行政の形成と解体―海外移住事業団を中心に―
4. 16:45-17:25 拝野寿美子(神田外語大学)
   継承ポルトガル語教師自身の言語文化継承経験が教職アイデンティティや教育活動に与えるインパクト