第2回ジャパニーズ・ディアスポラ国際ワークショップ報告者募集について
スタンフォード大学フーヴァー研究所と日本移民学会は下記の通り、第2回ジャパニーズ・ディアスポラ国際ワークショップの研究報告者を募集いたします。本ワークショップはオンサイトおよびオンラインのハイブリッド形式での開催になります。本ワークショップは、日本近現代史または日系移民研究を専門とする大学院生をはじめ若手研究者を世界中から招聘し、日本研究・日系移民研究に関する貴重なアーカイブスを持つフーヴァー研究所において、日系ディアスポラをグローバルな視点から議論することを目的としています。日本人移民を受け入れた複数の国家・地域と日本の間の複雑な相互作用から、日本人の移民/移動の歴史がどのようにして構築されてきたのか、そのプロセスを考察し、日系移民研究の新しいグローバルな発展を目指します。(第1回国際ワークショップのプログラムはこちらをご覧ください。)
日時:2022年11月4日(金)(米国太平洋標準時、日本時間11月5日(土))
場所:Hoover Institution Library & Archives, Stanford University
434 Galvez Mall, Stanford CA 94305-6003 (最寄り空港はサンノゼもしくはサンフランシスコ)
報告について:
20分間の口頭発表。英語による発表が望ましいですが、日本語による発表も可とし、日本語の場合は通訳がつきます。オンサイトでの発表6件とオンライン(遠隔)での発表3件を予定しています。日本語での発表を希望する場合は通訳の都合上、オンラインでの発表になります。
募集内容:
若手研究者や大学院生による報告を優先し、日系ディアスポラの歴史研究に新しい視点や思考を切り開く、創造的な報告を期待します。多言語および複数の地域の一次資料にもとづく研究報告、特に、政治、経済、軍事史に関する報告を推奨します。また、フーヴァー研究所の邦字新聞デジタルコレクションを利用した研究報告を優先します。
本公募によってオンサイトでの発表に選ばれた方には、1,000ドルの旅費補助と、11月3日から5日の2泊3日の宿泊場所(スタンフォード近辺を指定)を提供します。オンサイトの報告者は11月4日のワークショップ全日程への参加が求められます。
申込書の内容:
- 英語による申し込みを強く推奨しますが、日本語による申し込みも受け付けます。
- 報告タイトルおよび報告要旨(英語500words、もしくは日本語1000字程度)
- 履歴書または簡単なCV(英語250words、もしくは日本語500字程度)
- 電子メールアドレス
- 所属、所属団体の所在地(都市、県(州)、国名)
- 希望する発表形式(オンサイトまたはオンライン)。いずれの形式でもよい場合はその旨記載してください。日本語による発表の場合はオンラインの発表になります。
- 発表言語(英語または日本語)
申込先:以下のウェブサイトを通じてお申し込みください。Interfolioの登録(無料)が必要です。https://apply.interfolio.com/102220
申込締切り:2022年7月15日(米国太平洋標準時、日本時間7月16日)
注意事項:
新型コロナウイルス感染症拡大などの理由で、アメリカ合衆国への渡航およびスタンフォード大学でのオンサイト開催が制限される場合、本ワークショップはすべてオンラインで開催される可能性があります。その場合、オンサイトでの発表者への旅費補助1,000ドルは、今後の研究奨励金としてお支払いいたします。
申込時に日本移民学会会員である必要はありませんが、発表が決定した方はワークショップまでに入会手続きが必要になります。詳細については、決定者に後日連絡します。
お問い合わせ:
日本移民学会国際ワークショップ担当 jamsintlws2022@gmail.com