移民研究年報 第20号(2014年3月発行予定)の特集テーマは「危機と移民」になりました。

この度、移民研究年報編集委員会では、「危機と移民」というテーマで会員の皆様の論考を募集いたします。
 このテーマにある「危機」は、いろいろな解釈が可能です。まず、東日本大震災のような自然災害が含まれますし、移民および移民コミュニティにそういった「危機」が与えた影響が考えられると思います。加えて、そのような「危機」の中で移民や移民コミュニティが果たした貢献にも注目すべきでしょう。こうした自然災害はもちろんのこと、移民のつくるコミュニティが立ち向かった「危機」には人種暴動や戦争も含まれます。対立する国家間に挟まれた移民個々人、また移民のつくるコミュニティは、どのような立場におかれ、どのように「危機」に立ち向かって来たのでしょうか。
 また、最近では世界的な経済危機によって、真っ先に解雇され帰国を余儀なくされる移民労働者や、その人々への差別や偏見の新たな形態等をめぐっても様々な議論があります。さらには、日本などの少子・高齢化社会は新たな「人口危機」を抱えるともいえるなか、今後移民労働力をどのように活用していけばよいのか、また、そこに見え隠れする問題は何なのでしょうか。日本から海外への移民とその子孫ばかりでなく、日本への移民とそのコミュニティ、また世界各地における「危機」と移動する人々に焦点をあてていただき、議論の中で研究史に新たな可能性を見いだしていけるような論考を期待しています。


投稿申込の方法は以下の要領でお願いいたします。
・投稿希望者は2013年4月末日までに①執筆者氏名、②所属・肩書き、③タイトル(仮題も可)、④連絡先(住所・電話・ファックス・E-mail)、⑤800 字~1200字程度の「要旨」を編集委員長の指定するところへ送付する。
・投稿については、『移民研究年報』投稿規定に従う。
・なお、申込後、提出不能の場合は、速やかにその旨を編集委員長に報告する。

【編集委員会連絡先】
〒470-0195 愛知県日進市岩崎町阿良池12
愛知学院大学文学部 高木(北山)眞理子研究室気付 

『移民研究年報』編集委員会

[E-mail] editorsjams2011(a)gmail.com 〔(a)には@を入れてください 〕