第12号(2006.3)


<特集:戦争と移民>
市民権を「放棄」させる論理―1944年の日系アメリカ人と2004年のハムディを結ぶもの―村川庸子
パールハーバーと9.11―歴史の教訓は活かせるか?―山倉明弘


<論文>
戦間期におけるハワイ日系人の帰農運動―奥村多喜衛と二世自作農―物部ひろみ
戦後の日系コミュニティと帰化権―『布哇報知』を通して―高木(北山)眞理子
終わりなき同化と異化のはざまに―ウチナーンチュ・コミュニティと帰米二世の言語文化―金城宏幸
在日ブラジル人青少年の「日本での単純労働」観―ブラジル人学校就学者の事例を中心に―拝野寿美子


<研究ノート>
政教社「国粋主義」の展開―「人種主義」との関わりについて―水野 守
移民経験者と家族のキャリア・コース―地元漁業からの離脱―武田尚子
ハワイへ渡った戦争花嫁―日米の戦後政治の狭間で形成されたイメージと実際の経験―土屋智子
外国人の子どもの就学状況に関する変動―パイロット地域・岐阜県可児市における実態調査から―小島祥美・中村安秀


<書評>
広瀬玲子著『国粋主義者の国際認識と国家構想―福本日南を中心として』・・・木村健二
梶田孝道・丹野清人・樋口直人著『顔の見えない定住化―日系ブラジル人と国家・市場・移民ネットワーク』・・・赤木妙子
吉田亮編著『アメリカ日本人移民の越境教育史』・・・小澤智子
渋谷努著『国境を越える名誉と家族―フランス在住モロッコ移民をめぐる「多現場」民族誌』・・・石川真作
竹沢泰子編『人種概念の普遍性を問う―西洋的パラダイムを超えて』・・・和泉真澄
イゴリ R. サヴェリエフ著『移民と国家―極東ロシアにおける中国人、朝鮮人、日本人移民』・・・坂口満宏